水道の専門用語リスト:無定期検査・無人計器

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収録用語

無定期検査
無定期検査とは、定期的な周期ではなく、特定のイベントや状況、要因に対応して行われる検査や点検のことを指します。これは、定期的な検査スケジュールに基づく検査とは異なり、予定された周期ではなく、必要に応じて実施されるものです。以下に無定期検査に関連する詳細な説明を提供します。
●目的
a.特定の要因への対応; 緊急や異常な状況、事故、変化、修理後の確認など特定の要因に対応するために実施されます。
b.異常の発見と修正; 異常や問題が発生した場合に、早期に発見して対策を講じるために行われます。
●対象
a.施設や設備; 水道施設、配管、ポンプ、処理設備など、水道インフラ全体やその一部に対して行われることがあります。
b.水質と水量; 水の質や流量、水源の状態なども無定期検査の対象となります。
●検査のタイミング
a.緊急時; 緊急事態や災害、事故、異常発生時に、即座に検査・点検が実施されます。
b.イベント後; 重要なイベント後や大規模な修理・改修後に、機能の正常性や品質を確認するために実施されることがあります。
●運用方法
a.要因別; 特定の要因やトラブルが発生した際に、その要因に対する検査が行われます。
b.適宜; 異常や問題が発生するたびに検査が実施され、必要に応じて対策が講じられます。
●利点
a.迅速な対応; 問題や異常が発生した際に迅速に対応し、影響を最小限に抑えることが可能です。
b.コスト削減; 状況に応じて検査を実施するため、適切なタイミングで行われることでコスト効率が向上します。

無定期検査は、突発的な状況や変化に対応し、水道システムの適切な運用と維持管理を保つために重要な手法です。



無人計器
無人計器は、水道分野において使用される計測や監視などの目的で、人の介入なしに自動的に作業する計測機器や監視装置を指します。これらの装置は、水道施設や設備の運用・管理、水質モニタリング、流量計測、状態監視、データ収集などに幅広く利用されています。以下に無人計器に関連する詳細な説明を提供します。
●目的
a.計測と監視; 水道施設や設備の状態やパフォーマンスを監視し、必要なデータを計測します。
b.効率化; 人の介入なしに自動的に作業するため、効率的な運用や作業フローを実現します。
c.安全確保; 危険な状況や条件での計測や監視を人の危険を最小限に抑えながら実施します。
●機能と利用
a.水質モニタリング; 水中の様々なパラメータや物質の濃度を計測し、水質の監視や品質管理に利用されます。
b.流量計測; 河川やパイプラインの水の流量を自動的に計測し、水の利用や配管システムの管理に活用されます。
c.センサー技術; 水位センサーや圧力センサー、温度センサーなどを組み合わせて、水道施設や状況のモニタリングを行います。
●種類
a.リモートセンシング装置; リモート地点からデータを収集するためのセンシング装置やリモートセンサーネットワークを利用します。
b.自動計測装置; 自動的に計測を行う装置で、例えば水質自動分析装置や自動流量計などがあります。
●利点
a.24時間稼働; 人の介入なしに24時間稼働可能で、即座にデータを収集・分析することができます。
b.高精度なデータ収集; 高精度なセンサー技術を使用するため、正確なデータを収集できます。
c.作業効率の向上; 人の手による作業を削減し、作業効率を向上させます。

無人計器は、現代の高度な技術を駆使して水道分野で活用され、効率的で安全な水道施設の運用・管理を支援します。



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